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  • 砕氷艦(南極観測船)「しらせ」名古屋寄港

    2025年10月3日(金)、砕氷艦「しらせ」が名古屋港ガーデンふ頭に寄港しました。

    今回は当社タグボート「くろしお」と、同じ商船三井グループの日本栄船株式会社所属のタグボート「つしま丸」の2隻にて着岸補助を行いました。着岸に際しては、消防艇による入港を歓迎する放水や自衛隊音楽隊による演奏もあり、普段より賑やかな中での着岸風景となりました。

    同艦の寄港は、2019年10月以来の6年ぶり5回目となり、10月4日(土)と5日(日)には名古屋港管理組合の主催で、一般公開がおこなわれるとのこと。事前予約無しで乗艦し見学できるそうですので、お時間のある方は、普段なかなか目にできない砕氷艦を間近に見て、氷海を南極大陸へと進むロマンを感じてみては如何でしょうか。

    ちなみにガーデンふ頭には、退役した南極観測船「ふじ」が常時係留されていて、船まるごとを博物館にして展示されています。当社オフィスが入っているビルの屋上からは、「しらせ」と「ふじ」のレアなツーショットを撮影することができました。今週末のガーデンふ頭の賑わいが想像される、うれしい一枚になりました。

  • 【なでしこリーグ観戦手記】2025年9月6日(土)第17節:VS ニッパツ横浜FCシーガルス

    9月6日(土)、「なでしこリーグ1部」第17節、当社が応援する朝日インテック・ラブリッジ名古屋の試合を観戦してきた(vs ニッパツ横浜FCシーガルス)。ラブリッジは前節まで11勝3分け2敗、勝ち点36で首位。しかしながら、先週、夏休み明けの初戦で2位「伊賀くノ一三重」との直接対決に試合終了間際の失点で敗戦。伊賀くノ一との勝ち点差が5に縮まり、今節は踏ん張りどころとなる大事な試合だった。

    会場は豊橋市民球技場。他のホームゲーム試合会場と異なり、会場へのアクセスは最高でありがたい(豊橋鉄道の最寄り駅から徒歩2分)。またサッカー専用スタジアムのため、トラックのある陸上競技場と異なりピッチまでの距離が近く、芝のコンディションも良好で、観る側にとってはうれしい限りだった。

    当日は豊橋魚市場協賛マッチデーで、試合前、スタジアムの外では魚市場の若い衆がサンマの塩焼きを販売。サンマを買い求める長い列ができていた。小職もそそられて列に並んだものの、待ちが長く、試合観戦を優先してやむなく断念。

    試合は厳しい日差しの中、1500にキックオフ。ラブリッジのスターティングイレブンはけが人も復帰して現状のベストメンバーと思われる。前半、ラブリッジが押し気味に試合を進めていたが、ラブリッジ本来の細かくパスを繋ぐサッカーがあまり機能していない印象を受けた。また、コーナーキックは7本を数えたが、いずれも得点に至らず、膠着した状況が続いた。前半はこのまま0-0で折り返すかと思われたが、ロスタイムに得た8本目のコーナーキックでゴール前の混戦からヘディングシュートが相手オウンゴールを誘い、貴重な先制点を得た。この時間帯での得点、前半を1-0で終えたことは大きい。

    ハーフタイム、横の席で応援していたラブリッジのユニフォームを着た50代くらいの女性2人に話しかけると、2人はラブリッジの選手(貴重なレギュラーのダブルボランチ)のお母様方だった。広島と宮城から応援に来られたとのこと。我々がユニフォーム袖にプリントされた商船三井グループであることを話すと、お母様からは「娘から「商船三井グループはいい会社なんだ」と聞かされています」と思いがけずうれしい言葉を頂いた。こちらからは「6月の商船三井グループのマッチデーで娘さんをMVPに選んだのはこの私です!」とアピールするなどしてしばし談笑した。

    さて後半、早めに追加点を取って楽になりたいところだったが、相変わらずボールは支配するものの、動きの精度が上がらず、じりじりした展開となった。しかし中盤になり、漸くコーナーキックからヘディングシュートが決まり、待望の追加点で流れはラブリッジへ傾いていった。後半終了間際には更にコーナーキックからヘディングシュートが決まり、終わってみれば、いずれもセットプレーからの得点で3-0の快勝。セットプレーばかりではなく、パスの流れの中からの得点も欲しかったが、ここは欲張らずに、「勝てば良し」といったところだろうか。思えば、セットプレーでの左右のキッカーはお母様方の2人の娘さんが務めている。いつもながらだが、2人の貢献が光った試合だった。

    この結果、ラブリッジは勝ち点39となり、優勝に向け貴重な勝利となった。翌日2位の伊賀くノ一が引き分けたことで、勝ち点差は7に拡大し、いよいよ初優勝が近づいてきた。選手の皆さんには残り5試合、油断することなく戦ってもらいたい。

  • 新造船タグボート 進水式

    2025年9月2日(火)、残暑厳しい中でしたが、晴天青空のもと、当社新造船タグボートの進水式が金川造船株式会社(兵庫県神戸市)において執りおこなわれました。

    式典は、船主である当社社長による船名の命名書が読み上げられたのち、ご来賓の方によって支綱切断が行われました。放たれたシャンパンが本船の船首に当たって割れ、本船はスリップ・ウェイを海に向かって勢いよく滑り出し、穏やかな海面へとその船体を浮かべました。

    色とりどりの風船や紙吹雪・テープが舞う中、滑り出した新造船を目の当たりにして、これからの本船の活躍への期待に胸が大きく高鳴りました。

    本船は今後艤装工事を終えた後、12月上旬の竣工を予定しています。