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2024/8/9(金)インターンシップを開催しました。
本年もインターンシップを開催しました
インターンシップ(就業体験)は国土交通省の「若年内航船員確保推進事業」の施策に基づき、水産高校の生徒を対象として、例年夏に開催しているプログラムです。高校生の 卒業後の進路として、内航船船員を目指す学生の増加に繋げることを目的としています。
今年は三重水産高校の2名の生徒が参加しました。
当日は名古屋市の最高気温が39度に達する猛暑の中でしたが、2名の生徒は暑さに負けず、1日のプログラムをこなしていました。
昨年と同様、2名は機関コースの生徒ということもあり、主に弊社機関長よりタグボートの機関部について説明を受け、真剣に聞き入っていました。また、実際に主機の始動も経験してもらいました。
残念ながら、当日は開催時間帯に入出港作業の予定が無く、実作業の様子を生で見てもらうことは出来ませんでしたが、代わりに作業の雰囲気をイメージして貰えればと思い、名古屋港内を遊覧して、ブリッジから(海側から)港内各所を見学してもらいました。2名の生徒は着岸中の外航船の大きさを目の当たりにしたり、弊社船長が操船する様子を傍で見ながら、船長からタグボートの特性や簡単な操船方法などの説明を受けるなどしてプログラムを終えました。
限られた時間でしたが、今回のインターンシップでの経験が生徒の将来の進路選びの一助となり、タグボート船員になることが進路の選択肢の一つとなれば幸いです。将来に向けての内航船船員の確保は業界全体が抱える大きな問題ですが、引き続きこうした取り組みを通じて、船員確保に向け地道に取り組んでいきたいと思います。